肩峰周辺TGA(肩甲上腕関節)

目的

肩関節上部の軟部組織に滑走を促す。

臨床的意義

肩峰下腔(滑液包、関節包など)の硬さの改善に有効。

肩関節の挙上制限は肩峰下腔の硬さを伴っていることが多く、肩甲上腕関節の内転制限が現れる。

代償的な作用が肩甲骨の位置、体幹のアライメントにも波及する。

方法

    1. 腋窩部分に施術者の手を挟む。+ 肩甲骨を上方回旋位で固定
    2. 肩関節の内転方向に誘導する。+ 肩峰下腔(肩甲上腕関節を牽引)に伸張刺激
    3. 振動を加える。+上肢がより内転すれば終わり

指標

肩関節屈曲、外転、肩関節挙上時の大結節の滑り込み(転がり)

 

私的見解

臨床では上記の通りの変化が見られる。しかし、腋窩に手を挟み、梃子の原理を用いて行うため、支点にしている所に負荷がかかり痛みが見られる。

無理やり剥がす感じに近いのかな…

 

 

根幹部分:組織滑走法(TGA)

手技

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ABOUT ME
Goyasu
後藤靖昇(Goyasu)。理学療法士・整形外科専門。2017年より臨床に従事し、膝関節・腰椎・肩関節を中心とした運動器リハビリテーションを専門とする。【資格】日本疼痛リハビリテーション協会マスター/NASM-PES(米国認定パフォーマンス向上スペシャリスト)/理学療法士協会認定管理者研修上級/心理カウンセリング1級・コーチング1級/剣道三段。【役職】愛知県理学療法学会理事(令和7・8年度)。エビデンスに基づく臨床思考と、患者個別の文脈を重視した介入を実践している。